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債券と聞いてもどんなものか良く分からない人が多いかもしれませんが、債券とは国や地方自治体や企業などが、お金を借りるために発行する証明書のようなものです。
債券を購入した投資家のほうからすると、債券はお金を借したという事と同じです。
債券は保有している間は利子が定期的に受け取れて満期になったら元本が返ってくるという仕組みになっています。
金利や満期の時に何円もらえるかは、最初の債券を購入する時に決められているので、ある程度のマネープランが決めやすい金融商品です。
それと、満期まで待たなくても、途中で換金できるし満期まで保有していれば元金が戻ってくるのは約束されているので、ローリスクで安全なのが債券の良い所です。
いままでの説明だと「利子がもらえて満期になったらお金が返ってくる」じゃあ定期預金と同じではと思う人もいるかもしれないですが、定期預金と債券では違う部分がいくつかあります。
まず違うのは金利です、定期預金の金利は債券よりも低い水準です。
それが債券になると、国や地方自治体や企業の信用力で変わってはきますが定期預金よりは高い金利でお金がもらえます。
それに途中で換金した場合でも定期預金と債券では違ってきます。
定期預金を満期になる前に解約すると、最初に契約していた金利より低い利率になってしまいますが、債券の場合は証券会社に売却されて債券のお金は市場の値動きで決まります。
なので債券を購入した時より売却した時の価格が高い時は、その差額を値上がり益としてもらう事ができます。
ですが注意してもらいたいのが債券が値下がりして損失が発生する事もあるという事です。
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